文系は技術に特化した理系より、就職に不利なイメージがありますよね。
コミュ障の場合、ただでもコミュニーケーションが苦手というハンデがあるので、就職するためにどう対策をとっていけばいいのか?
悩ましいところです。
今回は、文系のコミュ障が就職するために何が必要なのか?や、文系のコミュ障の方が就職しやすい・働きやすいオススメの仕事について紹介していきます。
僕もコミュ障ですが、就職できましたし今の職場は自分にあっていると感じます。
あなたも自分に合う職場に就職できるはずので、ぜひチェックしてみてください。
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文系は就職できる職種が多いがライバルも多い
実は文系は、理系と比べて就職できる職種は多いのを知っていますか?
飲食や販売などのサービス業、ホテルや旅行窓口、アテンダントなどの宿泊・旅行業、不動産の窓口業務、介護などの福祉、各業界の事務や営業といった職種など。
どれも求人が多い職種です。
一般にコミュニーケーション力や語学力が求められる職種は文系が有利な職種といえるでしょう。
ですが、就職市場では文系出身者が多いというデメリットもあります。
文系出身者は6割、理系出身者の3割というデータがあり、文系出身者のほうが倍近く上回っているので就職倍率も当然高くなります。
さらに、問題なのがコミュ障では文系のアピールポイントである”コミュニーケーション能力をうまくアピールできない”ということです。
ではどんな対策をとればいいのか?
文系のライバルが多いなかでコミュ障が就職するためには、スキルよりも「熱意」「人柄」「よく聞く姿勢」というポイントを履歴書や面接でアピールすることが大切です。
具体的な対策を紹介していきます。
文系が就職するために必要な3つのアピールポイント
1. 熱意
熱意が伝わるかどうか?は、就職活動でもっとも大事な要素といっても過言ではありません。
特に未経験を歓迎している会社では、熱意にまけて採用したという例も多くあります。
しかも熱意はコミュニーケーションの上手下手にかかわらず、本当に熱意があれば伝わりやすいものでもあります。
熱意を伝えるためには、仕事に対する意気込みややる気を具体的に語ることが大事です。
面接の志望動機や自己アピールでは就職できること前提の夢を語りましょう。
例えば「将来的には○○のなかでも○○のプロジェクトに参加したい」「○○にたずさわり、お客様に○○といった体験を通じて○○の楽しさを伝えたい」など、話に具体性があればあるほど熱意は伝わりやすいです。
学生時代のエピソードを交えてもいいでしょう。
面接官に、就職後熱意をもって働いている姿をイメージしてもらうことが大切です。
また履歴書などの書類は間違いがないか、丁寧に見直すことも忘れないでください。
誤字や脱字があってはせっかく頑張って書いた自己アピールも、本当に熱意があるのか?と疑われます。
熱意はスキルがあるかどうか?ではなく、気持ちの強さなので文系出身のコミュ障の場合しっかりとアピールしておきたいところです。
2. 人柄
例えば、率先して仕事する人と、自分の仕事しかやらない人ではどちらが欲しい人材でしょうか?
周りと協力することができる前者を採用する企業のほうが圧倒的に多いでしょう。
また職場では、困っていれば手伝ってくれる人のほうがいいですよね。
チームでする仕事がほとんどなので、協力する姿勢をもっていることはとても大切です。
こういった職場の人間関係を築くことができる「人柄」だということをしっかりとアピールしましょう。
アルバイト経験のある方は店舗で協力してイベントを盛り上げたエピソードや、売上目標をクリアしたエピソードなどがあると、協力的な人柄だということが伝わりやすいです。
またボランティア経験をアピールするのも良いでしょう。
3. よく聞く姿勢
言うまでもないですが、企業は文系出身者にはコミュニケーション能力を求めています。
というより、“文系出身者はコミュニケーション能力があると思っている”という方が正しいかもしれません。
しかし、コミュ障だとコミュニケーション能力をアピールするのが難しい。
ですが、コミュ障でもコミュニーケーション能力があると思われるために簡単にできることがあります。
それが「相手の目をみること」と「あいずち」です。
そもそも面接でコミュニケーション能力があるかどうか?は会話のキャッチボールができているかどうか?で判断されます。
なので、“面接官が投げたボールをまずキャッチすること=よく聞いていると思われること”が大切です。
相手が話している時にしっかりと相手の目を見て、あいずちを打つことができれば「よく聞いているな」と思ってもらえます。
うまく答えることができなくても、一生懸命聞いている姿勢があれば「素直な子だ」「今はだめでも伸びしろがあるかもしれない」と次につなげることができます。
なので、僕は質問の答える内容より、よく聞く姿勢のほうが大事なんじゃないかと思います。
文系出身者には、基本的に就職するためのスキルは身に付いているはずです。
しかし、コミュ障がゆえに面接で伝えたいことを伝えることができない、コミュニケーション能力がないと思われてしまうのが問題なだけです。
「熱意」「人柄」「よく聞く姿勢」の3つのポイントに注力すれば、コミュニケーション能力のなさをカバーできたり、コミュニケーション能力があると思ってもらうことが可能です。
さらに家族や就職コンサルタントなど、第三者に客観的に見てもらうことで精度を高めることができますよ。
ぜひアドバイスをもらいながら、より伝わるアピールになるよう練習を重ねてみてください。
では、次に文系出身のコミュ障の方にはどんな仕事が向いているのか?を紹介していきます。
文系のコミュ障にオススメの仕事
コミュ障だと思ってしまう方でも、文系であることで活かすことができる、オススメの仕事は「営業職」です。
営業職と聞くと、話すことが多いから就職できないと思うかもしれません.
しかし、営業には「新規営業」と「ルート営業」という2種類があります。
新規営業は、何もない一からの状態で、お客様に企画・提案していく必要があるので、コミュニケーション能力が求められます。
それに比べて、ルート営業はお得意先の企業を回って、使っている商品やサービスのフォローをして、問題があれば改善していく仕事になります。
同じお客様と顔を合わせるので、少しずつ慣れていって、会話に自信がない人でも比較的できやすい仕事の一つです。
無理なくコミュニケーション能力を磨けるという点でもコミュ障にオススメです。
また、営業職はどの業界でも必要な仕事のため、求人が多く就職がしやすい職種でもあります。
営業はどの仕事でも応用できるスキルなのでキャリアアップがしやすく、将来的に異業種へ転職する際にも有利です。
語学力がある方なら海外営業の仕事をするという選択もあります。
営業職に特化した「JAIC(ジェイック)」のような就職支援サービスもあるので、興味がある方は説明会に参加してみてはいかがでしょうか。
まとめ
文系のコミュ障でも「熱意」「人柄」「よく聞く姿勢」をおさえて対策をとれば、就職することは難しくありません。
くわえて就職しやすくコミュニケーションも磨ける営業職を選べば、自分の理想の人生に必ず近づきます。
僕もかなりのコミュ障だと自覚していますが、就職できましたし、自分らしい働き方ができています。
就職活動が不安だったり、うまくいかないなら就職支援サービスに頼れば大丈夫です。
僕が就職できたのも僕のひとりの力ではなく、就職コンサルタントのサポートがあったからだと思っています。
僕がお世話になった「ハタラクティブ」をはじめ人気の就職支援サービスはこちらで紹介していますので、不安な方は気軽に相談してみてくださいね。